No.239 #干し柿つくり

庭の渋柿を使って干し柿つくり

 

庭の渋柿も毎年冬の間に剪定し、木の高さを2mくらいに抑えながら育てています。柿の木はどんどん成長するので選定の手抜きをすると、すぐに手の届かない高さになり収穫が大変になってしまいます。私の選定基準は、横枝を残して縦に伸びる枝はカットします。あとは葉が茂ったときに、日光の当りにくい場所を無くすよう残す枝と切る枝を決める事です。

 

△これが収穫した渋柿で皮はピラーで剥きました。ヘタの所に枝の残りがT字にしてあるのは、干し柿を作るときにぶら下げるためです。農産物の産直店や道の駅などで売っている柿を見てみると、渋柿にはこのT字の枝がついていて、甘柿にはついていません。この違いで渋と甘を見分ける印にしていると教えてもらいました。

 

△私は皮をむいた渋柿を熱湯にくぐらせて、表面の雑菌を無くす(減らす)対策をしておきます。この一手間で柿を戸外で干したときに、カビが生えたり腐ったりすることをかなりの確率で防げます。ただし煮てしまわないようにサッとお湯の中にくぐらすだけです。

 

△網の中で先ほどの柿たちを吊るすのですが、この時にヘタのT字枝が役に立ちます。この網の張ってあるかごは、夏の間トマトの垂直水耕栽培に使っていた場所です。この軒下に張った網は、年間を通じて利用できる便利な場所になっています。

 

〇次回はカブの甘酢漬けにチャレンジです