津村さん家の栽培日誌-R4-No.181

秋の実りで、畑の果樹を見てみましょう

 

畑の隅に植えっぱなしの果樹たちです。剪定や世話が下手なのに、毎年律儀に秋の実りを目と舌で楽しませてくれます。畑の隅なので、畑で栽培する野菜の残渣や刈り取った雑草が良い按配で肥料になっていると、自分なりに都合よく解釈しています。

 

△イチジクです。この木は一昨年カミキリムシの幼虫が潜り込み倒れてしまったものなのですが、根と株がしっかり生きていたみたいで、今年も梅雨時にムクムクと成長しました。今年は酷暑だったのですがイチジクは耐え抜き、逆に毎年8月に発生する毛虫が出ず(たぶん産み付けられたタマゴが干からびた)私は大助かりでした。

 

△アップルキウイです。今年は雄樹と雌樹の開花がズレて、雄花が早く咲いてしまい、雌樹の花が遅れたために授粉効率が悪く、結果的に間引き作業も要りませんでした。わずかに授粉したキウイは全ての栄養をもらえたためか大きく成長し、アップルキウイの名前通り、リンゴ形のキウイになっています。

 

△カキも順次色づき始めました。柿は鳥たちが大好物みたいで、色づいてやわらかくなるまで樹に置いておくと、鳥が早朝に食べてしまいます。写真のオレンジ色の柿も明日の朝には食べられる運命かも。鳥たちの完熟センサーに脱帽ですね。

 

〇次回は不思議なミニミニ柿をご案内します