津村さん家の栽培日誌―R4-No.173

雄花が先に咲いてしまったトウモロコシの近況です

 

今年の5月20日に種を蒔き、苗を作ったトウモロコシです。この苗を5月31日に31苗と6月1日40苗を二日間で畑に定植しました。85日で収穫予定なので、8月中旬が収穫時期の予定ですが、チョット今年はおかしい。

 

△本当なら茎の間からトウモロコシになる雌花が一緒に顔を出すはずなのに、全くその気配が見られず、茎の頭から雄花だけがニョキニョキ出て来ました。アレレレ?今年の天候のせいか?でも近隣のトウモロコシは実がついて膨らみ始めています。すごく焦りながらもう少し待ってみようと自分に言い聞かせ、半分諦めの気持ちが見え隠れです。

 

△7月中旬になって急に茎の間から実になる雌花が顔を出して来ました。茎のてっぺんに咲いた雄花が早かったので、授粉用の花粉が残っているかとても心配でしたが、実になる雌花の先から出ているふさふさの白緑色の毛先が茶色くなり、無事に授粉出来た模様でチョット安心しました。てっぺんに咲いた雄花はかなり長い期間、授粉用の花粉を抱えていてくれたようです。

 

△茎の間から時間差で顔を出したトウモロコシが膨らみ始めました。実の先から出ている細い毛の1本ずつが、それぞれ1粒ずつの実につながっています。だから全ての毛先が上手く授粉出来ると粒が充実したトウモロコシになります。それを願いつつ今は8月中旬の収穫を待つ状態まで来て、ホっと一安心です。

 

〇次回は脂肪柄が伸び始め、マルチを外すタイミングを迎えた落花生です