津村さん家の栽培日誌-R3‐No.138

イチゴの苗と成長の様子を見ていきましょう

 

最初は園芸店で購入したイチゴの苗でした。それが毎年増えて、畑の方は自由(ほぼ放任)に成長し、交雑を繰り返しています。同時に庭のプランターでは、紅白のイチゴをそれぞれランナーを別のプランターへ誘導し、株を更新しながら育てています。

 

△これは紅(赤)のイチゴです。今年のイチゴが済みランナーが伸びだして、最初の苗ではなく2番目(二郎)・3番目(三郎)の苗を定着させるためプランターに段差をつけて、最初の苗(一郎)は空中で宙ぶらりん状態にしています。最初の一番苗は親の良・悪の性質を共に引き継ぎ、2番目以降の苗は親の良い性質だけを引き継いでいるので、こんな工夫をしてみました。

 

△白いイチゴの苗です。最近はデパートや高級フルーツ店で見かけるようになりましたが、まだまだ珍しいし高級品扱いのイチゴです。これを庭で眺めながら食べられる幸せって、凄くないですか。こちらも苗取のため段差をつけてあります。ちょっと頑張れば、誰でも幸せな贅沢を楽しめます。

 

△こちらは畑のイチゴです。この大株仕立ては赤イチゴの方です。自由(放任)栽培のため、交雑を繰り返し同時に一郎・次郎・三郎苗・・・がどんどん混ざっています。No.111にも書きましたが、最初は5株からスタートしたものが年々増えてこのようになりました。写真手前に大粒のふた山みたいなイチゴ、中ほどは普通のイチゴ、奥は実付きが抜群だけれどチョイ味が落ちるイチゴなど、バラバラな味や形を楽しめる。これぞ自家栽培自家消費の醍醐味です。

 

〇次回は畑の整備作業をチョイ覗いてみましょう。これが大切な作業です。