津村さん家の栽培日誌-R3-No.133

落花生の掘り出し収穫と茹で落花生です

 

今年は気温の極端な変化が心配で、成長の途中経過を見た(No.129)落花生です。一部の葉が少し萎れて来たので試し掘りをしたところ、大きな落花生が出来ているものの、まだ土の中にもぐれない子房柄もかなりありました。でも季節的にはそろそろ限界なので、エイヤーと掘り出しを決めました。

 

△畑から掘り出した落花生です。花の咲いた所から伸びた子房柄が沢山見え、その先に落花生が出来ています。うまく地中に潜れないとか遅く咲いた花の子房柄の先には、未熟な落花生の玉がついています。今年は気候変動が激しく、残念ですが成長しきれなかったものも多く見られました。

 

△収穫した落花生で、ヒモみたいに見えるのが子房柄です。先端がうまく地中にもぐると土の中で落花生が出来るのです。私も実際に栽培して見るまでは、中々理解しがたい落花生の不思議な成長現象でした。

 

△茹で落花生を楽しみました。これは獲りたての落花生の土を軽く洗い、10分くらい塩ゆでにしたものです。獲りたてはちょうど良い歯応えの中に甘さを感じる、不思議な食感と美味しさです。掘ってから時間が経つと豆が乾いて固くなりますし、茹でてから保存しても甘味が抜けていきます。そんな訳で作った者だけが味わえる特別な味ですので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

〇次回は畑のサツマイモの掘り出しです。