瓢箪栽培の様子です
植木鉢やプランターで栽培できる極小瓢箪です。瓢箪自体のサイズは5㎝から大きくても8㎝くらいのサイズに収まるように、毎年サイズと姿形の良いものを選んで種を取っています。初めて栽培を始めた40年ほど前はなかなか小さいサイズに揃わず、それなりに苦労しました。
△これが今年の瓢箪です。4月にポットで種を播き発芽させ、本葉が出た頃を見計い植木鉢やプランターに移植し軒下で栽培しています。今年は天候不順だったので、心配しましたが6月には雄花と雌花が咲いて上手く受粉し、良い形の瓢箪が出来ました。
△これは昨年収穫の瓢箪を、水に漬けて表皮を腐敗させてから水に晒し、綺麗な中皮だけを残し日に干した状態で保存しているものです。これを更に夏の太陽で干し上げると、日焼けで綺麗な茶色になって、そのままでも良いし、漆をかけると色に深みが出ます。
△これが1年がかりで干し上げた瓢箪に漆をかけている様子です。漆が乾いたら目の細かいサンドペーパーで表面を薄く削り、また漆をかけることを5回ほどくり返します。そうすることで、仕上がりに深みと想定外の色が出てきたりして大変面白い作品になります。
△真ん中の上段が姿形の良い素瓢箪で、その周りは漆をかけたり金沢の金箔を巻いたり、深い色の漆をかけてから青貝の粉をちりばめて、その上から更に漆をかけて青貝を磨きだしたり、工夫アイディア次第で色々な作品が生まれるから趣味としても面白いですよ。
次回は水耕栽培のトマトの様子です