トマトの脇芽を使い、「軒下垂直水耕栽培」で成長したミニトマトです
今年は異常な暑さのため、軒下で栽培していた水耕栽培ミニトマトも7月中旬にダウンしてしまい、7月末には撤収となりました。そのままでは残念すぎるので、生き残っているトマトの中で元気そうな脇芽を摘み取って、プランターで10cmくらいの苗に育て直し(R4-No.175)、再度「軒下垂直水耕栽培器」に定植してみました。
△8月3日に定植、8月~9月の2ヵ月は苗がグングン成長し、花も少しは咲くのだけれど、結実しませんでした。やっぱり季節を無視した栽培は無理なのかな~と、諦めかけていたら(R4-No.179)、10月中旬からしっかりした花が沢山咲き始め、定植した茎部分に近い所にトマトの実が出来始めました。
△11月に入った頃からあちこちに結実した実が見え始め、脇芽を使った栽培が失敗(R4-No.179)ではなく、成功の兆しが見えてきました。10月初旬に撤収も考えたのですが、我慢して育てたことが正解でした。気温も例年に比べ昼間はかなり暖かいので、それも幸いしているようです。
△11月中旬には枝先の方にも花が咲き、しっかりトマトの実が出来始めました。結果的に考えると、8~10月初旬まではトマト自身が「栄養成長期」で樹を充実させ、10月中旬から子孫を残すための「生殖成長期」に入ったものだと思います。例年だと寒さでトマトが枯れてしまうので、急遽アミカゴの内側にビニールを張って寒さ対策をしました。
〇次回は前回干した渋柿の様子をご紹介しましょう