津村さん家の栽培日誌-R4-No.168

庭のプランターに植えた千成より小さいミニ瓢箪です

 

元の種は千成瓢箪の中で小さいものの種を選んで栽培を繰り返したり、下北沢にある「田舎ごっこ」と言う瓢箪アートを教えたり販売もしている店舗で姿形の良い極小瓢箪を購入し、それらの種を植えて毎年栽培を続けていたら、安定的に極小の瓢箪が出来るようになりました。

 

△私にとっては貴重な種なのでプランターで苗を作って、間引いた分の苗は畑に移植。プランターの方を軒下で、夏の日除けを兼ねて栽培中です。窓の前にツルを這わす格子と10センチ角の網をはっています。写真の大きな花が雄花で、小さな花が雌花です。

 

 

△これがミニ瓢箪の雌花の拡大写真です。白い花の下に瓢箪の形が見て取れるふくらみがあります。大きい方の雄花にはこの膨らみが無いので、見分けはすぐに出来ます。自然環境の中では虫たちが授粉させてくれますが、軒下では虫も少なく授粉効率が悪いので雄花をとって雌花に花粉をつけてあげると効率よく瓢箪が出来ます。

 

 

△授粉が上手く行くと花の下が膨らみ、重みで下を向き写真のように、お尻に花ガラをぶら下げた瓢箪が出来ます。もう少しすると花ガラも落ちて、さらに瓢箪らしくなってきます。あとはこのまま完熟(表面の皮が固くなる)するのを待って収穫です。今年は雄花と雌花が同時に良いタイミングで咲くので、今からも楽しみです。

 

〇次回は水耕栽培のトマトから取った脇芽を植えてみた様子です