津村さん家の栽培日誌-R3-No.129

秋の畑で成長中の落花生を見ていきましょう

 

今年5月に種(落花生一粒)をポットに植えて作った苗が、無事夏を越えてバリバリと成長中です。苗作りや定植の状況をNo.114報告していますので、合わせて見ると面白いし、落花生の生命力を感じていただけると思います。

 

△1粒の豆がビックリするくらいの大株になって、黄色い花が8月からドンドン咲き続けています。今年は梅雨明け後も天候が不安定で、暑さ寒さが交錯するような状況が続き、成長を心配したのですが、ご覧のような大株に育ち一安心している状態です。

 

△落花生の栽培方法を読んだとき、この子房柄の姿がイメージ出来なかったのですが、実際の物を見たらすぐに納得できました。そんな訳で、今回は脂肪柄を写真で見てください(咲いた花の付け根からパープルとグリーンのまだら模様で伸びた足)。

これが土の中にもぐり、先が太って落花生になります。一緒に写っているてんとう虫は無農薬の証です。

 

△これが秋の畑で頑張っている落花生の全貌です。それぞれ1粒から出来た苗が畝に広がっています。これ全体で元種(落花生)は10粒くらいでしょうか。1株から100粒以上の落花生ができますので、脂肪柄が効率よく土に潜ってくれれば食べきれない程の落花生が収穫出来ます。

 

〇次回は夏に枝処理をして休ませた秋茄子を見てみましょう。