津村さん家の栽培日誌-R3-No.128

夏の名残を残す畑を見て回りましょう

 

夏と言えば雑草の元気が良くて、10日に1回くらい草刈りをしていました。特に雨の降った後は、いつの間に?と言うほどグングン伸びます。ちょっと草刈りの手を抜くと、せっかく植えた野菜類の上に雑草が覆いかぶさり成長を阻害します。でも刈り取った雑草は畑の草マルチとなって、秋の雑草を抑制し、最終的には畑の肥料になってくれます。

 

△草刈り直後の畑です。奥に落花生・手前はさつまいもなど、畑も秋の様相を呈しています。なかなかキレイに刈れているでしょ、これで3時間かかりました。ダイエットにはもってこいの作業です。

 

△そんな畑の隅で今年も‘3尺ささげ’がしっかり成長しています。名前の通り大変に長い鞘の豆で、さすがに3尺(100cm)にはなりませんが、1尺(33cm)くらいで収穫すると鞘も柔らかくて、美味しく食べられます。そのまま成長させると1尺半(50cm)くらいになり、鞘の中でぷくぷくと豆が膨らんできます。

 

△黄クリーム色のぷっくりとした花がささげの花です。付け根から緑色の細長い鞘が出てきて、それがグングンと伸びて、あっという間に1尺(33cm)くらいになります。そういう意味では大変に収穫効率の良い豆だと思います。

 

△どんどん花が咲き鞘も出来るので、ちょっと収穫を忘れていると写真のように鞘が枯れて、中に豆(種)が出来ます。小さな‘あずき’みたいな豆ですが、これがこぼれ落ちて土の中で越冬し、来年また顔を見せてくれるのです。

 

〇次回は畑で成長中の落花生を見ていきましょう。