津村さん家の栽培日誌-R3-No.122

畑の‘マイクロスイカ(勝手に命名)’を見に行きましょう

 

元は小玉スイカの小さくて完熟、さらに自分好みの味をチエックし種を保存、翌年この種で苗を作ります。これを5年くらい続けていたら小さいサイズで完熟するスイカしか出来なくなりましたので、これを‘マイクロスイカ’と勝手に命名。今年も順調に生育していますので、一緒に見てみましょう。

 

△黄色い花の下が、真っすぐな茎になっている様子が見えますね。これが花粉を作る雄花で、花の咲き始めは雄花ばっかりがドンドン咲き、畑に見に行ってもがっかりする日が続きますが、これが沢山咲かないと授粉の確率が下がるので、とても重要なのです。

 

△同じような黄色い花ですが、花の下にぷっくりと小さな丸い玉がついているのが見えますよね。これが雌花で、ある日突然に出来始めます。しばらく畑チエックをさぼっていると、いつの間にか咲いていて慌てることがありますが、大丈夫です。人間がうっかりしていても、畑に飛来する虫たちが花粉を運び、かなりの確率で授粉させてくれます。

 

△こちらが完熟手前のマイクロスイカです。堂々としたスイカでしょ。でも、写真上のマーカーペンの長さが約14センチですから、スイカは12センチくらいでしょうか。あとはスイカの頭から1本くるくると伸びている‘ひげツル’が枯れると食べ頃合図です。畑では、写真の濃い緑色と明るい緑色に縞模様がある2種類が出来ています。我が家ではチョイ食べスイカや8月のお盆のお供えとしても見栄え良く、重宝しています。

 

〇次回はミニミ二瓢箪をご紹介しますね