事例53:夏場になると養液温度が上がり、生育が遅れた。

1.何が起こったのか

 栽培室温度が22℃で、養液温度が上昇した27℃まで上昇した。

 生育が遅れ、小ぶりになった。

 

2.原因は何であったのか。

(1)受水槽が室外に設置されており、夏場に受水槽内の水温が上昇した。

(2)養液ポンプの発熱により養液温度が上昇した。

養液温度上昇は0.5~1.0℃程度であった。

(3)栽培室温度が上昇し、それに連動して養液温度が上昇した。

 

3.対策方法と目標到達点

《目標到達点:配管の詰まりを最小限にする。》

(1)養液冷却装置を導入する。

(2)受水槽が室外に設置されている場合は、日除けを設置する。