津村さん家の栽培日誌-R3-No.121

トマトの「ペットボトル逆さ植え」チャレンジの様子です。

 

No.115でも紹介したので植え方は省きますが、私も初めてなので4本作ってみました。定植からしばらくは2日に1回程度の水やりで良かったのですが、7月に入ると水分の消費が激しくなり、毎朝・晩の水やり(週に一回くらいは薄めた液肥)が必要になりました。沢山の栽培は水(養液)の補充にさらなる工夫が必要ですが、それさえ出来れば面白い栽培方法だと思います。

△軒下に棚を作り、4本を吊り下げるようにセットしました。脇芽を使った苗で3本、昨年のこぼれ種の苗を1本植えてみました。それぞれ順調に成長し、実も成りました。複数栽培は水の管理が大変ですが、自宅の広縁とかマンションのベランダあたりで1~2本、鑑賞を兼ねた自家用栽培としては十分にアリだと思います。

 

△これは中玉トマト‘甘さのきわみ’の脇芽を植えたもので、ペットボトルの口から逆さに出ている茎が上を向いて成長し、こんな実が出来るのです。トマトにとっては「茎の逆さ」と「根の密集」と言うダブルストレスだと思いますが、結果的に適度な酸味と強い甘みが凝縮したトマトになりました。

 

△植えたペットボトルの口の部分のアップです。結んでいるヒモはペットボトルがブラつかないよう支柱に固定させるものです。同時に中の温度上昇を抑えるために百均で購入の銀シートを巻いてあります。ペットボトルの口の上を見ると根が沢山見えます。ボトルの中全体もこんな感じになっていて、根がぎっしり詰まった感じです。トマトの旺盛な生命力にビックリですね(*_*;。

 

〇次回は畑の‘マイクロスイカ(勝手に命名)’を見に行きましょう。