津村さん家の栽培日誌―R3-No.120

畑のトマトの様子です(連作障害克服チャレンジ中)。

 

今年も畑はアミカゴの中でトマト栽培をするために、4年連続で同じ場所の栽培となりました。昨年と一昨年は成長が悪く、トマトの実もイマイチな感じでした。連作障害を防ぐには、栽培の場所を毎年移動させるか、数年の間ガマンしながら栽培を続けることで、連作に強い土壌が出来上がるという、二つの方法があるそうです。私の畑では場所を移動させながらの栽培と、アミカゴの中は連作障害と戦う二戦略で栽培しています。

△これはアミカゴの中で栽培しているミニトマト(ピンキー)です。この品種はピンク色で完熟するタイプです。写真は6月下旬で、7月に入るとトマトの実に色が乗ってきます。昨年に比べて実のつき方は良くなりましたが、3年前の初回に比べると茎の成長がまだイマイチという感じです。でも来年は連作障害を乗り越えられる可能性が見えてきました。

 

△こちらも昨年と同じ品種でキラーズ(黄色いミニトマト)です。7月中旬の写真なので、黄色がよく乗っています。上のピンキーと同様に、連作障害に打ち勝とうと同じ場所で栽培4年目です。初年度栽培と比べて、脇芽の出方が少ないので脇芽カキの作業は楽なのですが、ピンキーと同様で茎の成長に勢いが足りない感じがします。でも実は十分に膨らみ、数もしっかり出来ていますので、これも来年の栽培が楽しみです。

 

△収穫したキラーズ(黄色)とピンキー(ピンク)の完熟した実です。プリっとして果汁タップリ、とても甘い実ができました。昨年と比較すると甘味や食感も雲泥の差で、来年は連作障害をいよいよ克服し、同じ場所での栽培が可能な土壌になる可能性大です😊。

 かたや軒下の水耕栽培は連作障害の心配が無いので、栽培上は大きなメリットですね。

 

〇次回はトマトの「ペットボトル逆さ植え」チャレンジの様子を見てみましょう。