「軒下垂直水耕栽培トマト」の管理とバケツの中を見てみましょう。
今年は昨年より更に成長の勢いが強く感じられます。原因は、1バケツ1株にしたことで、養分の吸収効率が良くなったと想像できます。特に脇芽の成長が著しく、そこにどんどん花が咲いて結実していくので、あっという間にジャングルみたいになってしまいました。脇芽を適度に間引きながら、風の通り道だけ確保しつつ、あとはトマト任せです。
△トマト水耕栽培の7つ道具です。養液AとB(私は協和のハイポニカですが、相性の良い物選べばOk)、計量カップに注入しやすい100均のフレンチポットもAとB、EC計、計量カップ、別途5ℓのジョウロを使って、栽培しています。
△これが90ℓバケツのフタにあけた穴で、ここからEC値計測や養液の追加、根が詰まっていないかなどの定期的な管理をしています。中がしっかり覗けることと、片手がバケツの奥まで入ることが必須条件です。私はEC値1.0を基本として0.6~1.2の間で調整しながら栽培しています。(植物が良く成長するのはEC値=0.75~2.0と言われています)
△中玉トマト(甘さの極み)のバケツの中です。黒いパイプが養液を送る送水管で、根の中にあるグレーのパイプが魔法の杖(メインパイプの根詰まり防止と養液循環をフォロー)です。メインパイプの中から養液の中まで、白く旺盛に成長している根が水耕栽培トマトの元気な証です。同時に50ℓラインから大きく減った養液も注目です。5月は週1回、6月は週2回、これからは週3回20ℓずつの養液追加になりそうです。
〇次回は水耕栽培の定番フリルレタスの様子をご案内しましょうね。