津村さん家の栽培日誌-R3-No.108

今日は「軒下垂直式水耕栽培」トマトの様子を見てみましょう。

 

4月8日に定植した水耕栽培のトマトが順調に成長しています。今年はひとつの機材(バケツ)に1株で、昨年(2株)より大きく成長させようと画策しています。同時に養液の消費も抑えられるはずなので、真夏の管理が少し楽になると思っています。

 

△下に3器材(水耕栽培器)を設置した内の一つで、中玉トマト(甘さのきわみ)です。苗を定植した時(No.106)のサイズが14センチくらいでした。最初の1週間くらいは根を充実させるため、茎や葉の成長に変化は見られませんでしたが、2週間目に入った頃からグングン成長し、14日目には32センチ(写真)になり、現在も成長中😊。

 

△パイプの中を流れる養液の様子です。100均で購入した水切りを採用したことで、水中ポンプからの送水もきれいに分散し流れています。これなら管の中で養液が根に上手く行き渡り、トマトも順調に成長すると確信しました。

 

△こちらは養液バケツの中です。トマトの根が順調に伸び、排水パイプからはみ出しはじめました。魔法の杖からの排水も順調で、根詰まりの心配はなさそうです。養液のEC値は0.9でスタート、若干の水分蒸発で現在値1.1です。私はEC値1.0を基本として0.8~1.2の間くらいで調整しています。十分に許容範囲ですから、暫くこのまま放っておいても大丈夫です。

 ※EC値=培養液中の養液濃度で、植物の成長に良いとされているのは0.75~2mS/cm(ミリジーメンス パー センチメートル)と言われています。

 

〇次回は畑に色々な苗を定植した様子を見てみましょう。