津村さん家の栽培日-R3-No.97

春の兆しが感じられるものを一緒に見ていきましょう

 

2月の立春を迎えると日差しが温かく感じられる日が多くなり、草花たちもムクムクと活動をはじめます。今年は1897(明治30)年以来124年ぶりに1日早い2月3日が立春となり、前日の節分が2日になる珍しい年で、豆まきは3日と思っていたのでチョットビックリしました(笑)。これは地球の公転のズレを調整するために起こるのだそうですね。

 

△日本すみれの花が咲きました。これは万年青(オモト)の鉢に飛んできた種が自然に発芽して、一足早くカワイイすみれの花が咲きました。春の訪れを知らせてくれる自然からの便りで、心が‘ホッ’としますね。

 

△こちらは春蘭です。もう10数年前でしょうか、友人が山で取ってきた株を分けてくれたものを鉢に植えています。毎年この時期になると7~8つの花芽が根元から出て来ます。今年は気の早いやつが咲きましたが、胴の部分の短い変則な形で、これはこれで面白いですね。春蘭は葉を愛でたり突然変異の姿形を評価したり、いろんな楽しみ方があるようです。

 

△花月(カゲツ、別名=金の生る樹)です。ちょうど玄関のガラス戸が温室みたいになり、縁起の良い植物に花が満開です。昔の花月はめったに花が咲きませんでしたが、最近は花つきの良いものが出て来たようです。これは20センチくらいのものを購入し8年目くらいでしょうか、背丈が80センチくらいになり、1月中旬くらいから毎年花を楽しませてくれます。

 

〇次回は畑で春を探してみましょう。