津村さん家の栽培日誌-No.90

真冬真っただ中、春を待つ果樹の様子を見てみましょう。

 

今年はコロナ騒ぎと天候不順で、植物や果樹もアタフタしたような気がします。それでも植物や果樹たちは冬の準備を整え、来春にしっかいと備えを始めているようです。

 

△これは庭の「せとか」です。苗木を植えてからちょうど6年目です。毎年少しずつですが、木の育ちにつれて実も大きく充実し、ゆっくりですが確実に育っています。そして収穫したてを食べる「せとか」の味はバツグン、来年の2月頃に至福の時間がやってきます(笑)。

 

△こちらは「アップルキュウイ」の樹です。5年目ですが十分に根付き、今年も沢山のアップルキュウイを結実させてくれました。ちょうど剪定を終えて、来春の芽吹きを待っています。剪定は今年実のなった枝は5節、実のならなかった枝は7節から9節あたりで調整し細すぎるもの、まとめづらいものもカットして、かなりすっきりしました。コブのように見える膨らみから来春芽吹きます。

 

△イチジクの樹です。これも6年目ですが、昨年カミキリムシが幹の中に入り込み、残念ながら切り倒し今年は諦めていたのですが、何となんと新しい芽が出て復活。数は少なかったけど美味しいイチジクが収穫でき、植物の底力に感動した年でもありました。これも無駄な枝を剪定して寒い冬を越せば、来期は沢山のイチジクが期待できそうです。今年の気候変動の影響か、まだ実が一つ有るのが不思議で、つい残してしまいました。

 

〇来週は冬真っただ中の畑を回ってみましょう。