津村さん家の栽培日誌-No.88

いよいよ12月、冬の畑を見てみましょう。

冬の畑は遠くから見ると殺風景な様相ですが、近くによって目を凝らすといろんなものが見えてきます。特にキャベツやブロッコリーなどは収穫の最盛期に入っていますし、私の畑でも実物(ミモノ)や年越しをさせる苗や掘り出しを待つジャガイモなど、案外沢山の野菜類が力強く生育していますよ。

△これはキワーノ(和名=ツノニガウリ)という果実と野菜の中間みたいな実です。当初はプレミアムな果物になるかな~と期待したのですが、まだまだ認知度も低く、残念な状況です。鋭いトゲに囲まれた実の中に、キレイなライムグリーンの果肉と黒く小さなツブツブの種が入っていて、それをスプーンですくって食べるのです。味というより食感を楽しむ感じで、かすかにライムのような。なかなか表現も難しい果物です(笑)。

 

△ソラマメの苗も順調に成長しています。不織布を風よけにして冬越しさせる作戦で、今の所うまくいっています。来年の春にはニョキニョキと急成長するはずです。

 

△こちらは9月に植えた(No.79で紹介)ジャガイモが成長し、花が咲き始めました。「銘柄はインカのひとみ」・「インカのめざめ」という栗ジャガ系と「アンデス赤」の3種類です。3種類とも黄色い肉質で、とても美味しいジャガイモです。そろそろ掘り出しのタイミングです。

 

〇次回は秋植えのジャガイモを掘り出してみましょう。出来栄えが楽しみです。