津村さん家の栽培日誌-No.85

ソラマメの播種と芽を出した苗の様子を見てみましょう。

 

私は10月(地域の気候によって若干変動あり)にソラマメの種(実)を畑に直播きし、成長した苗の状態で冬越しさせます。翌年の3月頃に花が咲き、4月に鞘が膨らみ、5月には収穫のピークを迎えます。

△これがソラマメの種です。今年の5月に収穫した実の中で、大きくてしっかりした物を選別し、乾燥保存していたものです。写真で見えるお歯黒(口のように見える部分)を覚えておいてくださいね。

△たっぷりと水分を与えた土に、ソラマメのお歯黒部分を下にして、実の半分くらいを差し込み込みます。ソラマメが水分を吸収すると発芽のスイッチが入るので、10日前後で芽が出はじめます。あんまり深く植えない方が、芽が出やすいようです。

△畑で発芽し、苗が出そろった様子です。あとは鳥や獣害に会わないよう、冬の寒さ対策も兼ねて不織布でカバーすれば万全、これで来年の収穫も間違いなし。

△今年5月5日撮影、ぷっくり充実ソラマメの様子です。来期もこんな感じに😊。

 

〇次回はキウイの収穫と追熟の不思議についてご案内します。