津村さん家の栽培日誌-No.56

前回に引き続き春の畑からの報告です。

冬越しの苗を植えていない畑の畝は、冬の間に耕運機で土をひっくり返し、自然の雨を吸わせ、草木灰や籾殻・米ぬかなどを混ぜ込んでおきました。そして土の間に空気をたっぷりと入れるためスコップで土をひっくり返し、マルチ(黒のビニールカバー)を張り、春の苗を植えるだけの状態に仕上げてあります。

 

△こちらはイチゴです。No.51でも紹介した昨年の苗が冬越し、ランナーから増えた苗(太郎・次郎・三郎)にも実がなり始めました。完熟果を狙う鳥よけの網も張り、あとは順調な生育を楽しみに待つだけです。

 

△鞘がしっかりと上を向きソラマメらしくなってきました。ソラマメと言う名前は、鞘が空をむいて育つところから名前がついたと言われています。中の豆が充実し重くなると鞘が下向きになり、食べごろサインとなります😊。

 

△こちらは近くの土手に群生する土筆です。そろそろ終盤ですが、あまりにも見事な群生なのでご案内しました。土筆の後に緑色の杉の子が出てきて、地下茎が広がっていくそうです。この場所、来年も楽しみなので覚えておきたいと思います。

 

〇次回は気温が安定してきたので、春の苗作りをご案内しましょう。