津村さん家の栽培日誌-No.53

いよいよ「軒下垂直式水耕栽培器」制作準備の様子と、畑のソラマメの生育状況を見てみましょう。

 

△これが「軒下垂直式水耕栽培器」のすべてです。左のポリバケツは養液タンクで、垂直に立てたパイプが風で飛ばないための重しも兼ね、同時に中で水中ポンプが養液を循環させる重要なボックスにもなっています。蓋に空けた小さい方の丸穴が、養液をポンプから吸い上げ、苗を定植する太いパイプのトップに流します。あとは重力の法則で、養液が上から下に流れ落ちればOKです。四角い窓はEC値や養液量の管理と追加の口です。養液の流れ方や、苗が成長した時に根がビックリするほどパイプの中で成長するために、養液排水処理に一工夫が必要ですが、基本的な考え方は変わりません。次回以降順次説明、ご案内していきますね。

 

△昨年10月、畑に直播したソラマメです。No.50でご紹介したあと、グングン背が伸び花も沢山咲きました。この花が黒く縮れ(私も初めての時は枯れたのかと思いビックリ)、しばらくすると中からソラマメの赤ちゃん鞘が出て来ます。ちょうど写真の真ん中の茎に添って3芽出ているでしょ😊。上の花も縮れたあと順次ソラマメになっていきます。

 

△ソラマメの畝です。成長し背が高くなってきたので、それに合わせてロープで茎が倒れないように補助しています。成長に合わせてロープを張るだけなので、これもラクチン栽培でしょうか。

 

次回は「軒下垂直式栽培器」の仕様と組み立て、畑の方はジャガイモを覗いてみましょう。