1.何が起こったのか
養液成分の簡易分析計での管理項目は、でEC値、pH、NO3-、K+、Ca2+である。
追肥が入ることで値は変動する。しかし、養液は1日で異常値を示すことはない。
2.原因は何であったのか。
簡易分析計の更正が正しくなかった。
3.対策方法と目標到達点
《目標到達点:正しく測定値を示す。》
(1)測定値が大幅に変動する場合は、その都度、校正する。
(2)簡易分析計には、使用限界がある。機種ごとに測定可能回数は違うので、使用回数が増え、測定値がバラツク場合は交換する。
(3)簡易分析機器で毎日測定する場合、センサーの消耗があり、数年単位で使用できるとは限らない。栽培管理に必須であり、数値が狂っていては栽培管理が出来ない。簡易分析機器は消耗品と考え、新規に購入する。