津村さん家の栽培日誌-No.49

畑で春ジャガイモの植え付けを始めました。私は大きなものは2ツに切って、切り口を乾かします(切り口に草木灰を塗る方法もあるようで、それぞれ切り口が腐らない工夫のようです)。種イモは、大きすぎず小さすぎずが大切だそうです。大きすぎると栄養を求める根の成長が緩慢になり、小さすぎると栄養不足で茎が細くなってしまうようです。

 

△写真は昨年の春→秋→今回と回転栽培している種イモと、2ツに切ったものは新たに追加購入した種イモです。左の皮が赤紫色は「アンデス赤」、右奥は「インカのめざめ」、右手前は「インカのひとみ」です。インカのひとみはもともと小さな種類なのですが、昨年秋収穫のイモが大変に小さく、この春植えたらどうなるか?これも楽しみです。

 

△これは植えこむ直前を写したものです。左のギザギザのついた丸い金具は、黒マルチに穴をあける器具です。使ってみると便利で、必要なところにキレイな穴を簡単に開けられ、同時に穴の中の土も持ち上げてくれるので、種ジャガを穴にポンと入れて土をかければ植え込み終了です。

 

△畑の端っこで、2年ほど何も植えず休んでいた場所です。とりあえず「インカのめざめ」68個、「アンデス赤」19個を植えました。この後順次、別畝を作り「アンデス赤」の追加と「インカのひとみ」を植えて行く予定です。一つの種イモからいくつ出来るか?掘り出すまでのお楽しみ。これが農業の醍醐味です。

 

次回はソラマメです。昨年10月初旬 に種を直播(No.36で紹介)し、芽が出てしっかりと越冬(No43で紹介)。花が咲き始めて、春の兆しを感じさせてくれます😊。