今日は苗作り準備ということで、昨年収穫の種やジャガイモの様子を紹介。
種には1代交配種のF1(詳しくはネットで検索)と、固定種(在来種とも言う)があります。F1技術の進歩で、毎年‘より美味しく、より育てやすい’など、進化する野菜の種が比較的たやすく入手出来るようになりました。一方固定種は各地域の、ご当地野菜(例えば練馬ダイコン)や代々作り続けられた野菜に多く見られます。逆にトマトなどは美味しさを追求した新品種(F1)が毎年発表されています。F1と固定種、それぞれに良い所があるので、意味を知って、上手く楽しんでみたらいかがでしょうか。
△これは昨年収穫の野菜や果物から採取した種たちです。収穫した中で、味と形の気に入った種を乾燥させ、特質や傾向などのメモを添えて保存。F1品種の場合は、元親の形質が出てくるので、同じものはほぼ出来ませんが、何が出てくるか「お楽しみ袋」的な楽しみもあります。(植え続けて5年目を迎える元F1トマトは比較的安定した実が出来るようになってきました。F1品種も栽培を繰り返す事で、最終的には固定種になるかも)
△こちらはジャガイモで、昨秋収穫のアンデス赤です。右端上のものはインカのめざめで、両方とも現在は食材用ですが、春を迎える頃には芽が出始めるので、食べ切れなかったものを畑に植え付けます。不思議なことですが、これで新ジャガが沢山出来てしまうのです😊。(今の所、そうか病も出ずに春秋の回転栽培中)
次回はNo40で紹介した、ミカンの中トロと言われる「せとか」の収穫です。お楽しみに!