津村さん家の栽培日誌-No.30

No24でご案内した落花生の収穫と‘旬の味’のご紹介です。

 

下は10月中旬に掘り起こした落花生の状態です。落花生は8月から9月初旬まで、黄色い小さな花を咲かせ、その花から脂肪柄と言うヒモのような筋を土の中に伸ばし、その先端に落花生が出来ます。花からヒモ状の子房柄を伸ばし、種である「落花生」を土の中で作る不思議な植物なのです。私は本の解説を読んでも上手くイメージ出来なかったのですが、自分で栽培してみたら即納得。‘百聞は一見に如かず’を実感しました😊。

 

△写真の根元や落花生をよく見てください。落花生からヒモのような筋が見えますね。これが脂肪柄で、黄色い花が咲いた後ヒモのような子房柄が土の中に潜り込んで、ご覧のような「落花生」を作り出すのです。私も初めて見た時は感動と同時に、‘ああ、そうゆうことか’と、やっと理解出来ました。

 

△旬の味「茹で落花生」です。掘りたての落花生でなくては作れない旬の味です。掘った落花生をしばらく放置しておくと乾燥で豆の水分が飛び、どんどん固くなってしまいます。掘りたてを茹でた落花生はそのままで十分に甘く、この時期の最高の楽しみでもあります😊。

 

次回は今が旬の黒枝豆をご案内しましょう。実のつき方‘一見の価値’あり!