津村さん家の栽培日誌-No.29

秋の畑で頑張っている果物?をご紹介します。

 

夏の暑さを乗り切り、畑では秋の野菜や果物が元気に育っています。下の写真はキワーノ(和名=ツノニガウリ)と言って、アフリカ原産の一応果物の範疇だと思うのですが、食べ方によっては野菜かも。表皮が緑色から黄色になったら完熟の合図、もちろん緑色で収穫し常温保存しておくと追熟し黄色になります。果肉はキレイなエメラルドグリーンの粒々で、中に一粒の種が入っています。日本には高級フルーツとして登場、好みの蜂蜜やレモン、シロップなどで味付けしてプリプリの食感を楽しむようですが、まだまだ認知度の低いフルーツです。台湾タピオカみたいにヒットする日は来るのだろうか😊。

 

△キワーノの雌花は、大きさが5ミリくらいの黄色い花で、1センチくらいのイガイガの実を抱えています。これが授粉すると長さ10~13センチくらいのトゲトゲを持った楕円形の大きな実になります。ご覧の写真の黄色い奴が雌花、その隣のイガイガが成長した実で、熟すと黄色になります。1ツルで3~5個くらい作ると充実した実が収穫できます。

 

△こちらは完熟したキワーノを切ってみたところで、エメラルドグリーンの果肉を種ごと食べたり、サラダやジュースのトッピングにも良いと。栄養も「食物繊維」「マグネシウム」「カリウム」「ビタミンE」「ビタミンB群」などが豊富で、人間の体内で作れない必須脂肪酸のオメガ3も保有しているらしい。味はキュウリに近く、ほのかにライムの香りが?程度で、逆に言えば何の味にも相性が良く、ブリブリの食感を楽しむ感じですね。いかがでしたか😊。

 

次回はNo.24でご案内した落花生の収穫と‘旬の食べ方’をご案内しましょう。