冬の果樹たちの様子です

 

畑や庭の果樹たちも実りの秋を終えたあと、葉を落とし冬の準備をしています。人間が手助けできることは複雑に絡んだ枝を整理し、春の新芽を確保しながら枝を切りつめるなど、寒さを少しでもやり過ごせるようお手伝いです。メインの幹に不織布を巻いてあげるのも良い対策みたいです。

 

△イチジクです。今年手が届かないほど高く育った枝は切り詰めて、メインの太い幹はなるべく横に伸ばすように誘導しています。あと幹に丸い小さな穴があき、その穴から木屑が盛り上がるように出ている場合は、カミキリムシが入って卵を産み付けているので、これもカミキリムシ用の殺虫剤を注入し対策をしておきます。

 

△キウイです。これも夏場にかなりの勢いで成長したので、イチジク同様に手の届かない枝は切り詰めて下方向に誘導し、全体が低く仕上がるようにしました。今年は沢山出来た実をご近所さんがジャムに仕立ててくれましたので、冬の間もキウイが楽しめています。

 

△柿の木です。暑さにも負けず今年も沢山の実をつけてくれました。諺で「柿が赤くなると医者が青くなる」と言われるくらい健康に良い柿の実ですが、柿のヘタも煎じると喉や気管に良いとか、葉を煎じると血圧を下げる効果があるなどと言われ、柿の木全体が貴重なサプリメントみたいですね。

 

〇次回は三尺ささげの種とりです