軒下で栽培していた水耕栽培トマトの撤収です
もう10年を超えるくらいになった「軒下垂直水耕栽培トマト」です。スタート当初は設計上の仕組みには瑕疵が無いはずなのに、水中ポンプが浮き上がったり、使っているうちに送水パイプが水中で固くなりポンプから外れたり、養液の循環パイプがトマトの根で詰まってしまったり想定外の事故が多発、その都度工夫した対応が功奏し経験値もUPしました。
△何度も紹介している「軒下垂直式水耕栽培」装置の全景です。ちょうど軒下に設置しているので雨を防げて、向きも東側なので朝日が良く当たり西日は避けられるので、養液の温度上昇もそれなりに抑えられて、栽培環境としては良い場所です。
△9月に入りツルの成長の勢いも無くなってきたから、そろそろ撤収作業です。トマトのツルを撤去して、養液の循環パイプをバケツから引き抜いた様子です。養液循環パイプの穴から大量の根が見えます。この根が大量のツルとトマトに栄養を送っていたのです。
△これが養液の循環パイプの中です。パイプいっぱいに詰まるくらいに広がる力強い根で、その中心に細いパイプが通っています。このパイプが「魔法の杖」と命名した養液を逃がす(逆流を防ぐ)仕組みなのです。これが無いと根詰まりして循環させている養液が下のバケツに戻らず、あふれ出してバケツの養液が空になる事故になってしまうのです。
〇次回は庭で作った極小瓢箪の加工作業です