No.331 #極小瓢箪加工工程

庭で栽培していた極小瓢箪の素材加工です

 

前にもご案内した極小瓢箪の素材としての基本加工です。4月頃プランターに播種して、リビングや台所の軒下で育てると、6月下旬~8月は朝顔やゴーヤと同じく厳しい夏の日よけ対策になり、9月に入ってツルが枯れ始めたら瓢箪の収穫時期です。

 

△日除けにもなっていた瓢箪のツルが枯れ始めた状態です。瓢箪の頭のところのツルが枯れた状態になったら収穫のタイミングです。このツルが緑色でしっかり機能している間に収穫してしまうと瓢箪の中皮が薄くて、乾燥させたときに壊れやすいので注意です。

 

△完熟した瓢箪を収穫しました。同じツルに出来た瓢箪たちですが、それぞれ同じ形が無いのが面白い所で、自然が生み出す造形美です。この自然が作り出す形のなかでも絶妙なバランスを醸し出す瓢箪が稀にあるのです。それを求めて作り続けています。

 

△これは完熟した瓢箪を水に漬けこんでいる所です。水に漬けた瓢箪の袋の口を縛って、2~3週間放っておくと、表皮が腐敗して中皮が現れます。この腐敗した表皮を水道の水で流し取り、中皮が現れた瓢箪を天日干しにすると素瓢箪(作品素材)が出来上がります。

 

〇次回は秋を迎える準備で、畑の草刈りと耕耘です