No.315 #キウイの受粉

畑でしっかり定着したキウイの受粉の様子です

 

畑の淵に9年ほど前に植えたキウイがすっかり馴染んで大きな木になっています。No.296でも書きましたが、キウイの木は雌木と雄木があり、その両方を植えておかないと実が結実しません。私も昔はその意味がよく分からなかったのですが、雌花ばっかりつける樹と雄花ばっかりつける樹の2種類があるのです。

 

△これが雌木(アップルキウイ)と雄木(孫悟空)が一緒に花を咲かせている様子です。冬場には葉も落ち枝だけになっているから、このタイミングで枝の選定(切り詰め)と支えの支柱を補強すれば、春には新芽が出て梅雨入り前には現在の姿になっています。

 

△受粉の済んだ雌木のアップルキウイです。花の真ん中に丸い玉のようなものが見えますね。これが受粉して膨らむとキウイになるのです。一か所から複数の雌花が出ているようなら成長具合を見ながら一番大きいものだけを残すと、大きなキウイが出来ます。

 

△こっちは雄木、孫悟空の花です。こちらは中心に丸い玉がありません。そして雌木の花の数倍の花が咲きます。その花から風で花粉が飛び、同時に虫が介在して受粉作業をしてくれます。今年は雌木と雄木の開花タイミングがピッタリだったので収穫も楽しみです。

 

〇次回は畑に植えていたソラマメの収穫です