No.299 # 柿の木

冬の柿の木です

 

毎年のことなのですが柿の木の変化には物凄いものがあります。春に新芽を出し、初夏には葉が競うように光合成をして同時に沢山の花を咲かせ、秋には美味しい柿の実を作り、そして冬は枯れたように休眠します。このように季節に対応しながら毎年成長を続けています。

△ここは庭なので木の背丈が高くならないように、毎年柿の実の収穫が済んだ後、脇芽や垂直に伸びている枝を剪定、同時に大きく広がらないように枝の整理もしています。写真の木は枝の整理が済んで春を待つばかりの状態です。

 

△庭の柿の木に実が沢山できた秋の様子です。冬の枯れ木みたいな状態からは想像できない豊作で、柿の実が「これでもか!」と言う程なっています。毎年これをくり返してくれる力強い柿の生命力にはビックリ脱帽です。

 

△これは畑の端に植えてある渋柿です。柿の木の寿命は50年から100年と言われ、環境が良ければ300年生きるものもあると言われています。この木は現在40年くらいでしょうか。冬の間の姿は枯れているように見えますが、春になると沢山の葉と花をつけて庭の柿と同じように沢山の実をつけてくれます。

 

〇次回は冬の緑、苔遊びです