No.298 #冬花花月

冬に花をみせてくれる花月(カゲツ)を見てみましょう

 

年明けの1月~2月は冬真っただ中で庭や畑も寒さにじっと耐えています。そんな中でこの時期を選ぶように花を咲かせる植物があります。それが「花月(カゲツ)」、花屋さんやホームセンターでは「金の生る木」と言う名前で販売されていることもあり、皆さん良く見かける多肉植物です。

 

△薄いピンク色の花が冬の季節にはありがたく、寒さ対策も兼ねて玄関の中に入れてあります。昨年11月に花芽が見え始め、年明けから咲きだしました。小さな花が密集して開花し、あと少しで春が来るよと教えてくれるので、気持ちも明るくなります。

 

△これが花月の花です。沢山の小さな花が厚みのある葉の間から顔を出す様子はとても愛らしい姿で、顔を近づけてみるとその可憐さが際立ちます。冬の間は水やりもほとんど要らず栽培が超ラクな植物で、毎年ひとまわりずつ大きくなっています。

 

△花月には花が咲きやすい種類と、花が咲かない種類があるみたいです。花が見たい場合には、冬の間に花が咲いたものを購入すれば大丈夫です。私の所でも同じ管理をしているのに、もう数十年花が咲かない木があります。花屋さんで葉っぱの間に5円玉を通して「金のなる木」として販売していたやつなのですが、花の咲かない種類の方だったみたいです。

 

〇次回は冬の柿の木です