軒下に設置した「垂直式水耕栽培トマト」です
最初「ima」で基礎を学び、その知識を元に色々工夫チャレンジしながら現在のシンプルな構造にたどり着きました。最初のころ仕組みは分かっているのですが、実際に栽培すると根が栄養を吸収した勢いでパイプの中で根詰まりしたり、長く伸びた根が水中ポンプに絡んだり、想定外のことを一つひとつ改善して現在の器材になりました。
△軒下に設置している「垂直式水耕栽培器」です。水中ポンプを入れたバケツと、トマトの苗を植えるバケツを分け、これをホースで繋ぎ、左側のバケツから水中ポンプで送り出した養液が、上からトマトの根を通り、右側のバケツに溜まります。溜まった養液はサイフォンの原理で左の水中ポンプの入ったバケツに勝手に戻ります。
△軒下なので雨からトマトの実割れを防げるし、トマトの苗を植えるほうのバケツの上にはトマトの茎や葉を支え誘引するための支柱を設置し、周りは虫よけの網で覆います。これで栽培中に虫よけの農薬を使う必要も無く、安全安心なトマトが出来ます。同時に水中ポンプの入ったバケツは網の外側なので、いつでも簡単に養液チェック(EC値)OKです。
△これが水中ポンプを入れた方のバケツの中です。右のグレーのパイプから排出されているのが、トマトを植えたバケツから戻ってきている養液です。バケツの底には黒い水中ポンプが見えますね。熱帯魚飼育用、揚程90㎝くらいの小型ポンプですが、十分に機能してくれています。値段も千五百円前後なので、故障する前に気やすく交換できます。
〇次回は畑の‘網かご’が出来ましたので見てみましょう