庭でまだ頑張っている極小ヒョウタンを見てみましょう
春に種から苗を作り、小さく姿の良いヒョウタンを目指してもう20年以上になります。毎年背丈が6センチ前後で姿形の良いものの種を採種して、栽培を続けています。今年も沢山のヒョウタンが収穫でき、それを水にさらして表皮をはがし、天日に干しました。
△畑のヒョウタンは枯れて終了したのですが、庭のプランターで栽培しているヒョウタンの主ツルは枯れたのですが、脇から新たなツルが出てきて写真のように左側へ広がり始めました。収穫が終了した後の再成長にびっくりしています。
△左上部分に近づいてみると、新たに咲いた雌花が受粉し、形の良さそうなヒョウタンが出来ています。写真の中に頭が見えるヒョウタンも良く育っていますが、さらに新たなヒョウタンが出来たのは今までに無い現象で、今年の異常気象のお陰でしょうか。
△これが8月中旬に収穫し2週間ほど水につけ、一番上の表皮(うす皮)を剥がして天日干ししている様子です。薄皮を剥いたヒョウタンは白っぽい色なのですが、日に当てることでしっかりした色味に変化して、美しい素ヒョウタンが出来上がります。これにニスや漆をかけて作品に仕上げていきます。もちろん素のままのヒョウタンも自然の味があり十分に楽しめますよ。
〇次回は庭の隅で栽培しているシシトウとアスパラの様子を見てみましょう。