No.219 #スイカの受粉

大きな畑の様子です

 

今年は畑全体を半分に分けて、手前の水栓に近い方に黒いマルチを張って草刈りの回数を減らしつつ、残りの半分は適時耕運機で草刈りをしながら土を休ませて来年の栽培の準備をしようと思っています。今年の異常気象と過酷な暑さを考えると栽培面積を縮小したのは、自身の健康管理と土の養生が同時に出来て大正解でした。

 

△これは畑で咲いているスイカの雄花です。黄色い花の中心部分に小さな粉末のような黄色い花粉が沢山出来ています。スイカの雄花は沢山咲くので、花のチェックするときに雄花に紛れている雌花を見逃さないように注意深く観察することも大切です。

 

△花の下にぷっくりとした脹らみがあるのが雌花です。授粉は蜂などの虫が花粉集めをする中で自然に出来るのですが、雌花を見つけたら念のために雄花を取って、雌花にそっと押し付けてあげると確実に授粉が完了します。

 

△これは授粉が完了して小さなふくらみがだいぶスイカらしくなってきた様子です。玉の上にスイカの模様もしっかり見えてきました。こうなればあとは大きくなって熟すのを待つだけなので、鳥よけアミを張って万全の態勢で見守ります。

 

〇次回も畑の作物いろいろ見てみましょう