津村さん家の栽培日誌-R3∹No93

いよいよ寒さも一段と厳しくなってきましたが、2月を耐えれば3月は目前です。寒いさむいと言ってばかりは居られません。苗作りのポット準備や畑の畝を耕し、庭では水耕栽培のパイプ配置検討やポンプのチェックなど、今から準備しておくと春の作業がスムースに進められます。特に水耕栽培は早めの準備が可能なので、畑の作業と重ならないようにすると、苗作りの計画も効率よくスムースに出来ますよ。

 

△1月の畑で凍るイチゴの苗たち。お互いに葉を寄せ合っていますが夜中から早朝にかけては、まだまだ寒い。先週紹介したプランターとは夜間の温度と風当たりが違う様子で、表面の葉たちは真っ赤です。でも赤い葉の奥ではムクムクと新芽が出始めています。植物の力に感嘆です。

 

△こちらはブロッコリーです。中心の花芽は昨年ブロッコリーとして食べちゃいました。今は寒さに打ち勝つべく、根を張りつつ脇芽を伸ばすタイミングを計っている様子。この脇芽があちこちから出てくると、再度ブロッコリーの収穫となります。

 

△こちらはアスパラガスです。地上の葉はほぼ枯れている様子ですが、地下茎がしっかりしていれば、やはりニョキニョキとアスパラが出てくるそうです。これは昨年の春に植えたものなので、今年も春になってみないと実際は分かりませんが、上手く根付くと7年ぐらいはアスパラガスの収穫が続けられるらしいです。上手く行けば春の楽しみが一つ増えます。

 

〇来週は冬の畑で春の準備、絵的には寒々ですが大切な作業です。