津村さん家の栽培日誌-No.80

‘No57春の苗づくり’で紹介した落花生の収穫です。

今春畑へ苗を定植し、長い梅雨と酷暑を乗り越えた落花生です。例年通り沢山の黄色い花を咲かせて子房柄を土の中に伸ばしたのですが、8月の暑さでカラカラ状態が続き、今年の収穫は無理か?と半分諦めていたのですが、9月に入って復活し、昨年より数は少なかったものの、大きな粒が収穫出来ました。植物の生きる力に\(^o^)/です。

 

△これが復活した畑の落花生です。8月は葉がチジレたり部分的に黄色くなったりして大変心配しましたが、9月に入ったら恵みの雨で生き返ったようです。この時点で試し掘りし、落花生を確認、少しだけ安心した時の写真です。

 

△9月末の写真で、畑から引き抜いた状態の落花生です。脂肪柄の先に大きな実が充実しているのと、根に小さな粒々(マメ科の植物の根に根粒を作り、大気中の窒素を集め植物の栄養にする土壌微生物)も沢山出来ていて、順調に育った様子が見て取れます。

 


△収穫した落花生を茹でピーにしました。これは収穫し、乾く前の落花生を茹でたものです。沸騰したお湯に塩少々で、20~25分茹でれば出来上がりです。落花生が持つ自然の甘みと旨味を実感できますよ。今が旬ですから、掘りたての落花生に出会ったら即買いでお試しください。なかなか出会えない逸品です。

〇次回も畑から枝豆情報です。