津村さん家の栽培日誌-No.67

トマトの脇芽を育ててみたら・・です。

 

今回はトマトの脇芽を放任成長させ、それをかき取って、植えてみました。結果はしっかりと根を出し、元のトマトと同じ株になり無事に成長中。脇芽を育てたものは、親株と同じ形質を維持しますので、収穫期をずらした栽培(長く収穫)にも適しています。

△これが脇芽です。ちょうど葉っぱのつく枝と花のつく枝が交互に出てきて、葉のつく枝の又の所から出てくる芽を脇芽と言っています。通常は主枝の成長を促すために、かき取りますが、これを放任しておき、10cmくらいになったものをカットして植えます。

 

△脇芽が育って、実をつけるまでに成長しました。水耕栽培でも大丈夫なのですが、器材の空きが無かったので、棚の安定のため土を入れたプランターに差しておいたやつです。根が出来るまで水やりは欠かせませんが、世話はそれだけでちゃんと育ちました。

 

△こちらは昨年の水耕栽培トマトの実が、プランターに落ちたまたま越年し発芽、立派に成長しました。F1品種の超甘いトマトでしたが、脇芽を育てたものとは違い、親の形質を全部継ぐことはありません。食べてみると、皮が薄く食感は親と一緒でしたが、甘味が少なく酸味が強いトマトになっていました。これもまた楽しいものです😊。

 

〇次回は7月の集中豪雨に伴う大風で、「軒下垂直水耕栽培トマト」の枝がねじれて倒れた!