津村さん家の栽培日誌-No.42

冬の畑です。春に向けて色んな準備が始まりました。

 

一見すると何もない土面の広がりと、すき込んだ畝が寂しそうに広がっているだけに見えますが、よく見ると所々に雑草の芽が出始めています。そして、昨年のうちに漉き込んだもみ殻燻炭と牛糞少々。ノリやお菓子に入っている乾燥防止の石灰を貯め込んでいたものも畑に混ぜ込み、じっと春を待つ姿です。ちょっと掘ってみたら、ミミズが上手に内部を耕してくれているので、空気の取り込みもバッチリ。今年も良い土壌になって沢山の収穫が期待できる予感😊。

 

△じっと春を待つ畑の写真ですが、実は昨年末に沢山の仕込みが終了しています。毎年これらの作業を繰り返していくと、保水性を維持しながらも、ぎゅっと握るとパラパラになる、気持ちの良い土になっていきます。人間が気持ちの良い土は、植物にとっても気持ちの良い土だと私は思っています。

 

△網カゴの中では、トマトに代わって冬の野菜の小カブと人参を栽培中。写真は小カブですが、とても甘くて良い感じに成長中。

 

△同じくアミカゴの中で育つニンジン。こちらもチョウ甘で旨い。出荷用ではなく、トマトの後の地ならしのつもりで、密植していないことがノビノビ良い味出してるかも。

 

さて、次回は越冬し、春に爆伸びするソラマメとイチゴの状態を見てみましょう。