1.何が起こったのか
一般性菌数が1×103ケ/g~1×105ケ/g が約1ケ月間続き、大腸菌群も陽性になった。
従来は 5×102ケ/g以下であり、大腸菌群は陰性で推移していた。
2.原因は何であったのか。(参照:第3章 25. 細菌の制御技術)
(1)作業手順(ルール)が守られなかった。
(2)微酸性電解水のpH5以下になっていた。正常値はpH6前後。
微酸性電解水生成機が故障した。
(3)エアコン内部に菌叢が出来ており、送風と一緒に細菌が飛散した。
3.対策方法と目標到達点
《目標到達点:従来と同様に 5×102ケ/g以下、大腸菌群は陰性。》
(1)作業手順ルールを厳守する。
(2)微酸性電解水の保守管理を行う。
(3)栽培室の落下菌数を調べ、エアコンが原因であれば殺菌を行う。