事例24 : 包装後の製品の日持ちが、突然、悪くなった。 

1.何が起こったのか

包装後の製品従来に比べて、日持ちが悪くなった。収穫後の日持ちが4週間以あったレタスが、2週間程度で劣化が見られ、お客様からクレームを頂いた。

 

2.原因は何であったのか。

(1)休憩時や昼食時に、包装する前の収穫品に鮮度保持の目的で水をかけた。

(2)収穫品の葉の表面乾燥が十分でなく、包装後の袋の中に水滴が付着していた。

そのため、製品の菌数が増え、日持ちが悪くなった。

(3)手洗いが不十分の細菌数付着の多い作業者が扱った。

 

3.対策方法と目標到達点

《目標到達点:従来の日持ちにする。》

(1)収穫作業の途中で休憩する場合、鮮度保持を目的としても水をかけてはならない。

(2)保管温度を低温で管理する。保管温度変化を少なくする。