津村さん家の栽培日誌-No.13

今回は落花生です。

種は南京豆とかピーナッツと呼ばれる、あの1粒です。

もちろん食用に加工される前の豆をカラカラに乾燥保存したものですが💦。

下は1粒の種から芽が出て苗になった状態の写真です。昨年採れた落花生の殻をむき、実が太く充実したものを選抜乾燥させたものを植えつけました。でも、太く充実した実(種)も、乾燥で水分が抜けると周りの薄皮がシワシワになり情けない姿で、本当にこれが種になって芽が出るのだろうかと、毎年不思議な感じで作業しています。

△5月23日撮影。ポットに埋め込んだ種が土の上に立ち上がって、豆の間から芽が力強く出てくる様子。これが種の力なんですよね。植物の生命力を感じる瞬間です😊。

△ポットの落花生を畑に定植。当初はマルチ(黒いビニール)を張り、保温と保湿をして苗の成長を促しますが、黄色のカワイイ花が咲きはじめたらマルチを取り、花から延びる子房柄(シボウヘイ=花が枯れると細いヒモ状のものが土の中に延びて、その先端に落花生が出来る)が、土の中に潜り易くしてあげます。これで9月~10月の収穫のタイミングまで放っておけば1粒の種から100倍以上の落花生が出来ます。この子房柄が土の中に潜って落花生が出来る、本当にビックリな仕組みだと思いませか!

次回はサツマイモのツルの、スーパーパワーをご案内します😊。