事例11:リーフレタスの栽培条件では、サラダ菜はチップバーンが多発する。

1.何が起こったのか

リーフレタスの日長時間条件を<明期:暗期=16時間:8時間>で栽培した。

サラダ菜を同一条件で栽培すると、チップバーンが多発した。

 

2.原因は何であったのか

(1)サラダ菜のようなロゼット形状(根出葉が地面に放射状に広がり、バラの花の形を呈するもの)であれば、葉どうしの重なり合いは少なく、葉に当たる光の総量は多くなる。

(2)サラダ菜の方が葉に照射される光量が多くなるので、光合成速度が速くなる。

  余剰エネルギーが生じて、活性酸素生成を引き起こす。活性酸素が光化学系を破壊もしくは修復を阻害する等の結果、枯れや、クロロフィルの破壊による変色等の光阻害を引き起こす。

 

3.対策方法と目標到達点

<目標到達点:チップバーン発生を5%程度に抑える。>

(1)温度・湿度管理および風を送る。

(2)栽培日数を短縮する。

(3)トータル日長時間を短くする。

(4)日長時間サイクルを短くする。