津村さん家の栽培日誌-No.12

前回に続き種のお話です。皆さんはF1種子って聞いた事ありますか?

F1種子って親の良い所を掛け合わせて作った一代限りの種のことですね。例えばトマトの皮が薄く、ジューシーで糖度の高いトマトがF1種子から作られたとすると、出来たトマトの種を植えても翌年は同じトマトが出来ない。それがF1種子で、現代の種では多数派。

 そこで、出来ないと言われるとチャレンジしたくなるのが津村日誌なんです。実は4年前からチャレンジ中で、今年3年目の種を植えて4年目の苗を作ってみました。

△5月14日、写真左側が4年目の「元トマトベリーグランデ」の苗の様子。今年は、天候不順のため心配したが、無事に発芽し苗に成長。毎年これは良いと思う実から種を採取し、翌年植え付けることを繰り返しています。右側の苗は落花生で、次回のテーマです。

△7月24日時点の「元トマトベリーグランデ」です。初年度は「トマトベリー・・」でし

 たが、2年目は同じ実の種からバラバラなトマトが生まれたため、私の気に入った株の種を保存。3年目も同じ作業をし、写真は今年4年目の株と実なので、元トマトベリーグランデと呼んだ方が適正かな?そして形状も当初のイチゴ形から胴の張ったブリッとしたトマトに揃いつつあるようです。4年目で、やっと我が家の畑に馴染んだトマトになってくれたのかもしれません。来年もつづけますよ!固定種目指して😊。

 

さて次回テーマは、落花生です。種は南京豆とかピーナッツと呼ばれる、あの一粒です。

もちろん食用に加工される前の豆をカラカラに乾燥保存したものですが💦。