栗の花です

 

栗の花は長い筋のようなものに沢山の花が咲き、独特なにおいを発散させているのをよく見かけます。そして私の散歩道でも２～３週間ほどでこの長い筋のような花が一気に無くなってしまいます。そんな按配なので、栗の雄花と雌花ってどうなっているのか私も最近まで知りませんでした。

 

△これがちょうど梅雨入り前の散歩道で見かけた栗の木に花が咲いている状態です。枝から広がる沢山の筋みたいなところに、これまた沢山の花が並んで咲いています。遠くから見ると、木全体がこの筋みたいな花に覆われているみたいに見えます。

 

△近寄って目を凝らして見ると、やはり枝から沢山の筋が出て、そこに行儀よく並んだ花が雄花だそうです。本当に数えきれないほどの花が行列するように咲いています。この筋の中に雌花（栗の実になるやつ）が隠れていると聞いて、ぜひとも見たくなりました。

 

△私も今回初めて見ましたが、写真の長い筋の根元に1個だけ丸い小さな実のようなものが見えます。これが雌花で受粉すると栗のイガに成長して、中に栗の実が入っているやつです。沢山の筋のような花の中にも、これがあるやつと無いやつが混在していて、よく探して見なければ見落としてしまいますよね。

 

〇次回は畑のジャガイモです