津村さん家の栽培日誌-No.19

毎年律儀に実り、ありがたいことです。

 

自宅の下の畑に5年前に植えたイチジク(ドーフィン2株)と4年前に植えたキウイ(メス樹はアップルキウイ2株、オス樹は孫悟空1株)、それぞれ苗木は千円弱でしたが、しっかり根付き、毎年沢山の実りを与えてくれます。イチジクは防除しないと毛虫がつくため、私はトマトと同じようにアミですっぽりおおってしまい、無農薬栽培にしています。キウイは特別なことをしなくても大丈夫なので、年々旺盛に成長するツルをしっかり支えるための枠を増設と、冬前に整枝するくらいでしょうか。あ、そうそうキウイはビックリするくらい沢山の実をつけるので、しっかり間引き作業をしないと実が大きくなれません。私も初年度~三年目まではもったいなくて、しっかり間引き作業が出来ず、結果として果実が充実せず、収穫しても固く、追熟も難しい状態でした。今年はどうでしょうか?

 

キュウイ今年は心を鬼にして、エイ、ヤ!と授粉した2/3くらいの実を間引き、残った1/3に上手く育って~とお願い。おかげで果実は良い感じに膨らんできたのですが、異常な暑さで葉の日焼けと消耗が激しく、上は8月20日現在の写真です。もう少し葉っぱがあると良いのかな~っていう感じですが、9月末~10月の収穫期まで見守りたいと思います。昨年も樹で完熟したものは美味しかったので、現状は不安と楽しみが半々でしょうかね。

 

イチジクは毎年順調に実(実は花だそうです)をつけてくれます。ちょうど早いものが食べられるようになってきて、9月からの収穫期を迎えます。イチジクは毛虫が葉を食害するので注意ですが、カミキリムシが木の中に入り込むと木が枯れてしまうので、幹に穴が開いたりしていたら要注意です。私のイチジクも昨年、1本はカミキリ虫に穴をあけられ、せっかく育った幹を切る羽目になりましたが、根がしっかりしていたので再生しました。

 

次回は「軒下水耕栽培のトマト」8月終盤の状況、一緒に見てみましょう